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今日もいつも通り剣術と魔法の稽古を終えて家に帰ってきた
「だだいま~……ってそっか、今は誰もいないんだっけ」
レインが言うと、リーシャがソファーに座って言った
「あ~そっか。今日からお父さんとお母さんは仕事でいないんだもんね」
「そう、だから今夜の晩御飯はあたしが作るよ!楽しみにしてな!」
ナタリーはいつの間にかエプロン姿になっていた。ずいぶん気合いがはいっているようだ
「頼むよ姉ちゃん、なるべく早くね~。俺死んじゃう~」
レインは余程腹が減っているのか、床にうつぶせに寝っ転がってピクリとも動かない。リーシャはホントに死んでいるように見えて仕方がなかった
「あははっ!任しときな。美味すぎて舌が落ちちゃうくらいの、作ってやるよ!」
「舌が落ちたら怖いよ……」
リーシャがぼそっと突っ込んだがナタリーには聞こえなかったみたいだ
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