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レインとリーシャが揃ってナタリーの方を向いた
「ん、何？姉ちゃん」
するとナタリーは急に真剣な顔つきになった。二人は何かあるのかと思い自分たちも真剣に話を聞くことにした
「２人とも、ずいぶん剣術の腕も魔法の腕もあがってきた。もうこの村のナンバー２、３だと、あたしは思うんだ」
（きっとナンバー２の方はリーシャなんだろうなぁ……）
少し落ち込んだレイン
「そして、２人には才能があるとも、あたしは思うんだ。レインなんかは剣術だけならあたしとタイマンをはれるくらいになってるしね」
（私にはまだタイマンは無理ってことね……）
少し落ち込んだリーシャ
「そこでだ、本当に急になんだけど……」
ゴクッ……
「魔法学校入学試験を受けてみない？」
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