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レインはいま自分の部屋にいる。そこでベッドに寝っ転がって難しい顔をしていた
「魔法学校、か……」
独りで呟いて、レインはベッドから飛び降りた
「もしかしたらこれって、絶好の機会なのかも……」
独り言を呟きながら机に居場所を移して腕を組みながら考える
すると部屋のドアがノックされ、女性の声がが聞こえたてきた
「レイン?起きてる?」
「あぁ起きてる。中に入ってこいよ」
レインが言うとドアの向こうからリーシャが入ってきた
「どうした……って、聞くまでもないか」
「うん……魔法学校のこと、レインはどう考えてるのかなって思って……」
「う~ん、俺もまだ悩んでるところ。行ってみたいとも思うけど、こう急に言われてもなぁ……」
机にだら~んと伏せて、レインは少し考え疲れた様子で言った
「私も……まさかお姉ちゃんがあんなこと考えてたなんて……」
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