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魔法学校とは、グランニールに唯一存在する優秀な魔法使いが通っている、いわばエリート学校だ
その難しさは折り紙つきで、しかも入学試験を受けれる年齢は16才の子供のみ
そのため魔法学校に入学となると、尋常でない努力、天性の才能が必要となってくる
ナタリーはそんな学校に2人を勧めているのだ。驚くなというほうが無理だろう
「いくら姉ちゃんが保証してくれるったって……第一、俺らそれらしい事は稽古くらいしかやってないし……」
「そうそう。あの入試試験を受ける人って何年も勉強とか訓練とかしてきてるんでしょ?私たちじゃとても……それにほら、今お父さんとお母さんがいないんだし、二人の了承もとんなくちゃ……」
レインとリーシャは少し焦った感じでナタリーに言った。二人は今日急にとても大事な事が決まりそうで少し怖いのだ
「二人の事は大丈夫だよ、もう了承はとってある。今日この話をすることもね……お父さんたちは、『もうそんなに大きくなったのか、あの子達も』って言ってたよ」
しかしナタリーは少し笑って二人の心配に答えた。当の二人は顔から不安の色が消えないままだったが
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