一章

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「なるほどね~宇宙人か~。 ってコラー!そんな奴おるか!」 一人の男子のツッコミに場は瞬く間に凍りついた。 そう、共倒れってやつだな。 自分も道ずれになるのが怖いのか、フォローをいれる者はいなかった。 嫌~な沈黙が流れ、見かねた俺はとうとう口を開いちまった。 「それではこれにて笑点お開き、また来週」 言っちまった。 今更後悔してももう遅い。 俺はよくやった。よくやったんだ。 さあ、俺も共倒れか?共倒れなのかー!? 俺の予想と反して何と教室は笑いに包まれた。
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