二章

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二章

とりあえず無事に終わったな。 そっと胸をなでおろした。 なでおろしたと言っても実際に、自分の乳をナデナデしたというわけではない。 「ナイスフォローだったな。親友~」 「流石だよ。キョン」 国木田と谷口が俺に話しかけてきた。 「私見直しちゃった」 と、クラスのアイドル朝倉涼子も会話に入ってくる。 そうか。あのフォローはうまかったのか。 今日は我ながらいい事をしてしまったものだ。 そう自己満足していると、あの女が突然俺の前に現れた。
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