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「ふーん。で何で私の名前知ってるの?」
「あっそうだ、お前はわれエト・スティーナ王子の世話係に任命された。」
「えっこんなチビどうやって育てるのょ。」
「💢これチビと言うな。妖精の世界では子供時代は悩みを持った人間、まぁお前ぐらいの年ごろの人間に育てられる。」
「ふーんじゃぁ、私みたいに少しでも悩みを持っている人の所にエトみたいな妖精がくるの?」
「そういうことだ。その前にひとつ言っておくがわれは王子だエトじゃなくてエト王子と呼べ。」
「えーエトでいいじゃん」
「でも私悩みなんかあったかなぁ」
「悩みもっているじゃないか」
「そうかなぁ母親のことしか思いつかないゃ」
「それだけもっていれば妖精はくる」
「ふーんじゃぁ、妖精の世界は大人しかいないの?」
「いやそうともかぎらない。王国に拒否すればいかなくてもいいが、ちゃんとした理由がなきゃダメだ。」
「ちゃんとした理由ってたとえば?」
「うーんとたとえば、生まれつき体が弱いとか家族のために働かなきゃいけないだとか、各家庭ごとそれは違うがな」
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