~通夜~

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「みえ!聞いた?! ゆきお先輩が死んだの 首吊りだったみたいよ‥」 「うん‥知ってる」 「何で、首吊りしたんだろぅ?!」 「……………」 「いつも笑って 遊んでいたのにね‥」 「……………」 「一緒にいて 楽しかったのにね‥」 「せやな…」 すると… 「2人とも元気か?」 いきなり 私の肩を軽く叩いてきたのは 同じ歳の、けんごだ。 「お前ら相変わらず 仲がいいな!」 ノーテンキな けんごは 笑って話かけてきた。
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