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「みえちゃん、けいこちゃん
今日は、ゆきおの為に
よく来てくれたね。
ありがとう。」
「あっ‥!おばちゃん…」
2人は顔を見上げた。
「ゆきおは、いつも
みえちゃんと、けいこちゃんの
話ばかりだったから来てくれて
ゆきおも喜んでいるはずだよ。」
「……はい……」
私は、おばちゃんの顔を見た時
夜中にゆきおから、かかってきていた
電話の事を想い出してしまい
返事を返すのがやっとだった…
「ゆきおは、まだ居るから
一目対面してやってね。」
「……はい……」
けいこと私は立ち上がって
ゆきおが安らかに眠っている方へと
歩き出した。
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