~親…憎しみ~
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しんじ先輩との電話を切った後 このとき、まだ私は ゆきおが自殺する前に夜中に電話があった事を 親から知らされていなかった。 頭の中は真っ白で、 ただ‥ただ‥ 泣いていた。 (コンッ コンッ) 静かに叩くドアの音の向こう側は おばあちゃんだった。 「みえちゃん‥ちょっと入るよ…」 そう言って部屋の中に入ってきた。 (ガチャッッ)
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