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そのことに対して瞬は舌打ちを一つする。今いるこの場所は少しでも強い雨が降ると道が緩くなり、車での通行が不可能になる。当然バスも止ってしまう。
夜までに止めばいいが。そう思いながら給食室に入ると、まだ思考の世界から帰ってきてない凜子が目に入った。
なんとなく間が持たなくなり、瞬は口を開いた。
「なあ、さっきなんであいつをいじめてたんだ?」
「ん? なに。何か情報が引き出せないかと思ってね」
「ほう。成果は?」
別に深い意味があって聞いたわけではなかった。
しかし、凜子が次に言った言葉は、まるで予想が出来る物ではなかった。
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