第二章"rock band・・?"

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 どたどたどた!!  クラウン様は階段を勢い良く駆け上がり、洗面台で手を洗い椅子に腰掛けた。 「んじゃ、いただきます♪」  クラウン様は子供のような笑みで両手を合わせて、大声で言った。 「いただきます」  私はゆっくりとお辞儀をしながら言った。 (さあ!食べよう♪ やっぱり、まずはジャガイモ料理から)  私はお箸でジャガイモを取り、口に運んだ。 (う~ん、美味しい♪)  やっぱりエミリアさんの料理は最高。本当に涙が出そうだった。 (食べてる最中だけど…、私が何でこの国にいるのか、話してませんね。  私は小学校を卒業と同時に、この国に来ました。  理由は、お医者様になるため。  この国の大学は、医療関係が優れていて今通ってる大学をでれば…  夢にまで見た、立派な医者にきっと…いや、絶対なります。  教団に入った理由は、番外編でたっぷりと語りましょう)  数分でもらった料理は無くなりました。 「ぷはぁ~、ごちそうさん♪」  クラウン様は膨れ上がったおなかをさすり、爪楊枝を取った…  まるで、おっさんだ。 「…ご馳走様」  私は食欲が失せたわけじゃないけど、もう、お腹一杯。  頂いた料理、本当に美味しかったなぁ~。  今度作り方教えてもらおうかな? 「それじゃ、リハの準備してるから、ここのかたずけが終わったら下に来いよ」  クラウン様はすっと、椅子から立ち上がり扉の方へ歩いて行た。 「わかりました。あとで向かいます」  クラウン様は、こちらを見て軽く手を振り、部屋から出ていった。   バタン  ドアが閉まり、クラウン様が階段をおりる音が聞こえた。 「ふぅ~これからか…」  私はエプロン着たまま、次にやることを考えた。  食器を洗って…  洗濯をして…  それから、今日の夕ご飯を作って… 「…なんかだか主婦みたい」  私はすこし「クス」っと笑いながら、食器とスポンジを手に取りった。 「さあ、はじめるぞぉ~」  私は鼻歌混じりで元気よく食器を、洗いはじめました。   …数時間後…    私はコンロの火を止めてやっと… 「…やっと終わったぁ」  食器はかずけたし、洗濯物も干した、今日の夕ご飯[カレー]もできた。 「それじゃリハーサルに行こっと」  私はエプロンを脱ぎ部屋から出て吹き抜けから下を覗くと、もう準備万端でした。 「急がなきゃ!始まっちゃいそう」  私が急いで下におりようとした途端…
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