プロローグ

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 昔ある国に二つの大きな教会がありました。    大いなる自然こそが神と信じる「ノプス教」    生命の源海こそが神とうたう「タール教」    この二つの宗教は互いに僻み憎しみあっていました。    そんなある日、事件が起こりました。    ノプス教信者がタール教信者を殺害してしまったのです。    このことが暴動をよび  そして、大きな戦争にまで発展してしまいました。    …戦争が終ったのは一年後。  その戦争に勝った宗教はいませんでした。  …双方とも滅び去ったのです。  生き残った人達はわずか人口の半分。  なんとも悲惨で残酷な戦争でした…  人々はこの戦争を[絶滅戦]と言いもう起きないよう共存の道を歩んだ。             END
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