ジン

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「面倒くさかバッテン食いに行くか」 と呟き黒いTシャツと黒いジャージにサンダルという寝ていた時のまんまの姿で自分の部屋を後にした。 仁の部屋がある2階から階段を降りて、道路を渡り正面に古い喫茶店がポツリと建っている。 仁は、そこへ向かった。 (カランコロン) 仁の行きつけの店だ。 中は、木で出来たカウンターと木で出来たテーブルがいくつか並んでいる。 「いらっしゃい」
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