日常

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~in屋上~ 那夏「・・・・・・はぁ。」 拓哉「な-に溜め息ついてんの?」 拓哉は、フェンスの前で大きく溜め息をついてる那夏を、下から覗き込んだ。 那夏「うわあぁぁ!!!!びっくりした・・・――ってか、急に現れんなよ。」 那夏は拓哉を睨み付け、そう言うとそっぽを向いた。 拓哉「だって・・・那夏ちゃんの、驚く顔が見たかったんだもん。」 シュンと仔犬のようにヘコむ拓哉。 「「・・・・・・・・・・・・・・・・・」」 沈黙が流れる 那夏「・・・・ずっと思ってたんだけどアンタってさ、なんか・・・・」 拓哉はため込んで言う那夏を見、首を傾げた。 拓哉「なんか・・・??」 那夏「・・・・・・・・・・気持ち悪いな。」 →
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