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那夏は拓哉の言葉に顔を上げた。
那夏「・・・・・・は??」
拓哉「・・・・・俺は、仮面被ったお前なんかより、本当の那夏が知りたい。」
那夏は、拓哉の真剣な目から反らせないでいた。
那夏「・・・・・良い子でいなきゃ怒られるもん・・・」
そう言って、那夏は再び涙を流した。
拓哉は一瞬、目を見開くが直ぐに元に戻り
しばらく考え込んだ後、那夏の腕を掴み、教室から出た。
那夏は、拓哉の突然の行動に動揺を隠せないでいた。
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