変化

6/25
前へ
/50ページ
次へ
那夏は拓哉の言葉に顔を上げた。 那夏「・・・・・・は??」 拓哉「・・・・・俺は、仮面被ったお前なんかより、本当の那夏が知りたい。」 那夏は、拓哉の真剣な目から反らせないでいた。 那夏「・・・・・良い子でいなきゃ怒られるもん・・・」 そう言って、那夏は再び涙を流した。 拓哉は一瞬、目を見開くが直ぐに元に戻り しばらく考え込んだ後、那夏の腕を掴み、教室から出た。 那夏は、拓哉の突然の行動に動揺を隠せないでいた。 →
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加