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?「あの~。」
蓮華「ん?なに?」
?「ミニバスやってませんでした?河東小学校のチームでしたよね?」
蓮華「うん。まぁそうだけどさ。」
?「はじめまして。俺桜花 流太って言うんだ。」
蓮華「ああ、俺は大津 蓮華。呼ぶとき蓮華でいいよ。」
流太「なら俺も流太でいいよ。」
蓮華「わかった。」
流太「蓮華は中学でバスケするの?」
蓮華「いや、もうバスケはいいや。」
流太「なんで?一緒にやろうよ!」
蓮華「いい。」
流太「バスケ楽しいからさ。やろう!」
蓮華「いいって言ってんだろ!!!」
蓮華の声が教室に響いた。
蓮華「すまん。」
蓮華は教室を出て行った。
「大津をバスケ部に誘うつもりならやめとけ。」
流太「なんで?」
「あいつ下手くそだし。足引っ張られるのがオチだぜ。」
流太「…………。」
「流石にそれは嫌みたいだな。」
流太「(こいつらわかってないな。下手くそはお前らだ。)」
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