出会い

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「あの試合あいつボロボロだったもんな。逆に笑えたぜ。」 流太も教室をあとにした。 ?「河東の大津 蓮華を誘うのに失敗したな。」 流太「ん!?」 ?「ああ、わりぃ。俺は長峰 俊。」 流太「よろしく。俺は…。」 俊「わかってるさっきの自己紹介聞こえてたし。桜花 流太。だろ。俊でいいから。」 流太「流太でいいよ。」 俊「俺も大津を誘うつもりだったんだがな。なんか訳ありみたいだな。」 流太「ああ。よくわからない。」 ?「試合開始5分でパスミス7回。自分の味方とぶつかったりしたりを多数。」 俊「菅原 孝志。」 流太「誰だ?」 俊「ああ。同じクラスで知り合って、こいつもミニバスしてたんだよ。」 流太「へぇ~。で?今のなに?」 菅原「大津がミニバス最後の試合で、ミスした数。というより、いいプレイをした数だ。ま、俺ら以外はミスと思ってんだろうがな。」 ?「ここにもいるぜ。大津のプレイをミスと思ってないやつがな。」 菅原「ああ、忘れるとこだった。こいつはミニバスで同じチームだった。河原田 玄。」 玄「よろしく。ってか菅原忘れるなよな。」 菅原「わりぃわりぃ。」 俊「ってことは大津を入れて、5人。後の奴らは多分違う目的でバスケ部に入るだろうけど、俺達は考えが一緒だ。大津とバスケしたくて来てる。」 菅原「だな。」 玄「あいつがバスケするって言うまで、俺達もバスケ部には入らない。」 流太「そうだな。蓮華入れて5人。このメンバーでバスケしようぜ。」 俊「まぁまずはゆっくり時間かけて大津を説得しよう。」
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