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「とりあえず、飯食って学校行くか。」
適当な料理を作り食す。
その時、竜二一人だけの家に電話が鳴り響いた。
「はいはい出ますよ~朝から誰だ~。」
「ハァーイ!!竜二!!朝ごはんは食べたかな~?」
親父だ…
「何か用か?」
「もう!!そんな連れない態度取って!パパ怒っちゃうぞ!プンプン」
「切っていいか?電話と親子の縁を」
「わ~!嘘です嘘です!ごめんなさい。」
「んで?何?」
「いや~父さんも母さんもいないだろ?だから寂しいんじゃないかと…」
「餓鬼じゃねぇんだ!そんな事で電話掛けてくるな!」
「いや、寂しいのかと思って送っちゃった☆」
「何を?」
「付いてからのお・た・の・し・み☆」
ガチャン
イライラが限界に達し電話と電話線を切った。ついでに親子の縁も切りたい。いや、マジで。
するとその時だった。インターホンが鳴った
「誰だ?朝っぱらから…はぁい…い?」
目の前に立っているのは女の子?
「お兄ちゃん…」
ん?今お兄ちゃんって言った?いや、待て俺には妹などいない…。迷子か?
「どうしたの?お兄ちゃん…。」
少し首をかしげて竜二に尋ねるツインテール美少女。
かっ可愛い!!
読者の諸君!俺は決してロリコンでは無い、目の前にこんなんがいたら君達も萌えるって…
「お兄ちゃん?…」
「どうしたのかな?道に迷っちゃったの?」
「うぅん、違うよ…」モジモジしながら少女は言う
「じゃあどうしたの?お母さんは?お父さんは?」
「いないよ…。私、今日からここに住む事になったの。」
う~ん。今住むって言った?言ったよね。
「な、何でかな?」
「駄目…なの?」
目を潤ませながらの上目使いだ。
ぐはぁ!!こんな技を持っているとは…強ぇ!
「い、いや駄目じゃないけど…」
「ホント!?やったぁ!お兄ちゃん!だぁ~い好き☆」
俺ロリコンかもな…
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