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「竜二~遊ぼう~」
あれは幼い頃の俺と…
「大きくなったら竜二のお嫁さんになってあげる」
ええと…思い出した!
「竜音寺…奏か?」
「やっぱり竜二なんだな~会いたかったぞ…///」
そういい奏は俺に抱き着いて来た。
やめてくれ…胸が当たってるぞ…理性が…
竜音寺 奏 (りゅうおんじ かなで)
8年前突然海外に引っ越してしまった…いわゆる幼馴染みである。
幼いながらにも突然の別れに涙したものだ。
しかし、美人になったもんだ。目の前の美人がまさか奏とはな…昔も確かに可愛いかったが…。
「何故…ここに?」
「お…お前に会いに来たんだ///」
そんな可愛い事言うなよ…惚れそうだから…
コイツの家柄も相当なものだ。古くから代々続く家柄で大金持ち、俺の家なんて小さいもんだ。
竜音寺グループは世界の半分を所有しているらしい。
つまり、コイツは超お嬢様…。
「竜二…お前も…その…かっこ良くなったな///ねぇ?約束覚えてる?」
「約束?」
「しただろ?大きくなったらお嫁さんに…して…くれるって…///」
そんな約束したような…してないような…
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