暗&不思議&意味不詩

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【ハァロォ、蛆虫さん】 †.+.+.+.+.+.+.+.+.+.+.+.† うじうじうじうじ 嗚呼、目障りだ 始末してしまおうそうしよう。 うん、わりといい考え だけど蛆虫さんって生命力が強いって知ってたぁ? きっとアイツもそうだよ。 嫌だよね、変だよね。 うじうじうじうじ 蛆虫さん、目障りだから消えてください。 一匹だけじゃ何もできない のろのろと地を這う無様な生き物 ほら、集まってく。 そうやって集まらないと何もできない。 うじうじうじうじ 蛆虫さん、目障りだから消えてください。 君の方から消えないなら僕が消してあげる。 存在事態を。 歴史から消してあげようそうしよう。 わりといい考え。 今日の僕の脳内は冴えてるね、それはそう。 だって僕は偉い仔だもん♪ 誰からにも愛される世紀の天才児 「成り上がってる。」 断頭台に上げられたのは誰? 蛆虫さん?それとも僕? 「蛆虫さんはやっと自分が何かを解ったそうです。」 …悔しいな、気づかなかった方がいいのに。 また探そう、蛆虫さん。 きっとまだいっぱい居るはずだから。 うじうじうじうじ 蛆虫さん、今日は誰? 今日も蛆虫さん一匹、消しちゃおう、潰しちゃおう。 きっと僕らと違う色が出るね、楽しみだな。
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