暗&不思議&意味不詩

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ワタシは“可憐人形” †.+.+.+.+.+.+.+.+.+.+.+.† 小さい頃の事思い出した 誰もワタシを見てくれないからワタシは自傷繰り返した 流れる朱は哀しみの色 気づかれないならお人形さんになり過ごすしか術はない ワタシは自分の事可哀想なんて思った事はない ただ、自分はお人形さんなんだって思ってただけ お人形さんから出るのは綿ばかり ワタシから出るのは朱い色の水だけ どうしてみんなと違うの? みんな綿しか出てこない どうしてワタシは綿じゃなくて朱い色の水なの? 舐めてみても鉄の味しかしない まみぃとだでぃがケンカすると同じ色の水が流れてた ワカラナイ ワタシと同じくらいの人間達と暮らすようになって気づいた ワタシはお人形さんじゃなくて人間だった、と 悔しくて哀しくて泣きました ワタシはそれでも自分はお人形さんだと思い続けた 最初は見てくれてもいずれは見てくれなくなる それが嫌だからワタシは狂い続けた ワタシはオカシナ仔?狂ってる? お人形さんだからオカシクないよ?狂ってないよ? ワタシは可愛くて美しい“可憐人形”
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