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そう言うと美喜と真由美は一緒に帰ってた。
高居は窓を見ながら
「気付くも気付かないも玄関前であの子ずっとこの部屋見てたからな…」
玉城は不安に思いつつこれからのことを考え始めた。
その夜、美喜はちゃんと戸締まりを確認して眠りについた。
「…ハイレナイ…」
夜中の2時頃に
ピリリィ ピリリィ
「んっ、もう誰から…」
携帯のディスプレイには、真由美と出てた。
「え!?」
そう言うと、美喜はあわてて携帯をとった。
「美喜…」
弱々しい真由美の声
「どうしたの真由美?」
「私、死ぬところだった…」
「え!?どうしたの?」
「私、ガスの栓を開けて、火をつけようとしてた。」
真由美はこの後、玉城さんの家に行くこと、そして、美喜も来て欲しい事を伝えた。
「…わかった。今から向かうね。」
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