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「行く行く~。じゃ~どこで、待ち合わせする?」
「じゃ~。いつものバス停に11時に来て」
「わかった。じゃ~11時にね。」
ピッ
携帯を切りふと自分の足元をみると子供の足跡…
少し、不安であったが美喜はバス停に向かった。
「…ワタシモ…イク…」
「お待たせ~。待った!?」
「大丈夫だよ。」
真由美は優しい口調で答えた。
そして、都心のデパートを周り、屋上に来た。
「今日、楽しかったね。」
「うん。」
どこにでもある楽しい会話…そこに、
ピンポンパン
どうやら、アナウンスのようだ。
「〇〇市からおこしの佐藤美喜さま、佐藤美喜さま、三階で子どもさんがお待ちでございます。三階の…」
「美喜~。なんか呼ばれてるよ?」
「多分、同姓同名の人だよ~。私子供いないさ。」
「アハハ、だよね。そうだ、久々に来たんだから二人写メとろう。」
「いいね~。じゃ撮ろう。」
パシャ
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