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バーの奥へと進み、真っ昼間だというのに独り酒に更ける初老の男へと話しかける。
( 'A`)「よゥ…隣いいか」
有無を言わずに隣の椅子を引っ張り座りこむ。
( ´W`)「なんだ…珍しい顔じゃねえか…うん」
( 'A`)「まぁな」
( ´W`)「こんな敗戦国に何の用だ…野暮用か?」
('A`)「率直に言う、コイツに会いたい」
写真をテーブルに置く。
( ´W`)「ほう…お前もファンケルに頼まれたか………やめとけやめとけ、ロクなもんじゃねえぞ」
('A`)「………」
( ´W`)「いくらお前とて倒せんさ」
('A`)「…?」
( ´W`)「そのターゲットになってる男は絶対に殺せんよ……1師団程度なら30分もかからずに始末するような奴じゃからのう…」
('A`)「……なに?」
( ´W`)「お前さんのターゲットはショッカー・トルーパーと呼ばれる改造兵士じゃ…それを作った男がファンケルだ」
('A`)「なるほど……軍に追われる理由はそれか………だが、理解が出来ないぞ、奴は元軍人だろうに」
( ´W`)「脳改造を施す前に逃がしたようじゃ、それ故にこの国はファンケルを追っている」
('A`)「アンタもファンケルを追ってるのかい?ホワイト・ハウンドよゥ」
( ´W`)「懐かしい名で呼ぶな……貴様と始めて会ったのは15年前か…」
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