少女

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少しすると突然止まったのに子どもは気付きました。 妖は子どもを降ろします。 子どもは周りを見ると探していた赤い花が咲いているのに気付きました。 「あっ!」 子どもはすぐに傍に行くと花の根本の土を掘り返し大切そうに花を採りました。 連れてきてくれたの? 子どもは妖を見上げました。 白銀の髪が日の光に反射してキラキラと輝きます。 とても綺麗でした。 妖は子どもの視線に気付くとまた子どもを担ぎ上げました。 そしてもと来た道をすごい速さで走り抜けていきました。
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