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そんなに強くない。
人に頼られるほど上手くできた人間でもない。
なのに頑張ってやってしまう。
でもね。
本当は辛いんだ。
私はあなたの言いなりじゃない。
何度も言いたかった。
でも、
できなかった。
その一言で何かが壊れそうだったから。
どれだけ苦しんでも、
それは自分にしかわからない。
声に出せばわかってもらえる。
でも、
恐い。
こころが痛い。
そして、
私は痛みから逃げる。
こころはあっても
からっぽのこころだけ。
打ち明けられる人もいない。
私はこのままなのだろう。
だって
私はこころを捨てたのだから。
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