1 可愛い彼

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当たり前の様に隣にいるのは、幼なじみで年下のカレ。 「着いて来て。」 あたしは言われるがまま、キミの後に着いていく…。 幼い頃はあんなに泣き虫で、弟みたいな存在だったのに…今ではグイグイと力強く、あたしの手をひいて歩いていく…。 (こんなにおっきな手をしてたっけ…?) 繋がれた手があまりにも男らしくって…あたしの心臓は、いとも簡単に反応してしまう。
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