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玲は落ち着かないでいた。
こんなに…こんなにも心臓が早く動いてるのは初めてなんじゃないかというくらい動いていた。
葵がちゃんと呼んできてくれるだろうか?
ドキドキと不安が入り交じっていた。
大地がこっちに走ってくるのを確認できた。
でもその瞬間…それまで以上に体から熱がこみ上げてきてまだ寒い冬だと云うのに玲だけが、暑くてたまらなかった
大地「何だよ!ここまで呼び出して」
玲「……あっ……えっとあの…これ」
玲は言葉にならず、持っていた紙袋を大地に押し付けその場を去っていってしまった。
大地「何だよ……あいつ。訳わかんねーな」
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