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本当はもう少し時期をみるつもりだった。
剛が俺を好きなのは明らかだったけど、自分の気持ちが、正直まだ信じられなくて。
でも、ほかの誰かが剛に触れたのかと思うと、無性に腹が立って…。
完全に嫉妬した。
自分の中に渦巻く感情を止められなかった。
「……」
今、こうして剛が隣で眠っていることが幸せに感じられる。
じんわり温かくて、心地良い。
髪をそっと撫で、彼の頬に軽くキスをして、俺は眠りについた。
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