始業式

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文弥が指笛を吹いて現れたもの… 2本の足の先には鋭いかぎづめ。 引き締まった体にしまわれるのは2枚の大きな翼。 その眼光は、睨まれたら獲物は思わずすくんでしまうくらいに鋭い。 そう、そこにいたのは… 大きなワシだった… 「ってどこから出したんだそのワシ!」 「飛んできたに決まっているだろう?」 そうゆう問題じゃ無いんだけど… 「そんなにうたぐり深い目で見るな真。照れるだろうが。」 照れんなよ… 「紹介が遅れたな、家の守護神であるナントカオオワシのシエンさんだ。」 守護神なのに種類さえわかってないのか…
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