運命

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2004年 5月 1日 俺の名前は今村 拓也 今日は、俺の26の誕生日なんだが、仕事があって祝う暇がない。 だから毎日同じなのである。 俺は、博物館に勤めている。だからといって遺跡みたいな物に詳しいわけでもない。 単に給料がいいからやっている。 仕事が終わり、自分のマンションへ帰ると、宅配が来た。 「誰からかな?」 名前を見た。 「…え?」 思わず自分の目を疑った。 なんとそれは、死んだ父からだった。 いろんな疑問があったがとりあえず開けてみた。 「…」 出てきた物は古い椅子だった。 しかしこの椅子をもらったとき、俺の運命が最悪な方向に変わり始めていた…
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