‐恋‐ 

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丘の上公園に着いた   そこにある大きなサクラの木は 思った以上に 大きくて 感動した   サクラは ほとんど散って 少しある程度だった   「この 大きなサクラの木が満開だったら どんなにキレイだろうなぁ~」   『満開見た事無いの?!』   「‥うん あまり」   『そっかぁ 』     『じゃ 今度 満開の時 見に来る?!』   「えっ?!」   『今度 満開の時 一緒に見に来ようか‥』 微笑みながら言う彼   「うんっ♪(笑)」   「じゃ 指切りしよっ」   『指切り?!‥ いや‥』   「えぇー 指切り したいなぁ」   『… しょうがないなぁ』   ♪指切りげんまん 嘘ついたら 針千本 飲ます 指切った♪     「約束だよ」     木の向こう側に 町並みが見えた   「わぁー 凄い」 「あそこにベンチがある 座って ゆっくりしよ」   思わず 走り出した     その時 ―    
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