秘密の鍵

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[ブツブツ…] 「いや……まさか…」 「そんな筈わ――…」 さっきからずーっとこの調子だ… トウヤはもうどうしたら良いのか分からなくて、困り果てている。 (俺の…せいなのかな?) トウヤは何か、彼女を戻す良い案が無いか考えてみるも無意味な物だった。 そこらを見回すとこじんまりとした、キャビネットが目に入った。 (そうだ!確かここにアレがあった筈……) トウヤはキャビネットに近付き、引き出しをそっと引いた。 「うわ………」 引き出しの中はかなり悲惨な状況になっていた。 昔、好きな子に向けて書いたもの結局渡せなかったラブレター。 綺麗な小石。 よく分からないゴミetc... はたして、この腐海の森から目的の物を見付けだす事は出来るのか…? ※作者は途中で諦めると思います。 「あんたは関係ないだろ……」 ごそごそ探しながらも、つっこみは忘れないトウヤだった。 .
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