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3日後の夜だった。
父親がパイナップルを買ってきてくれたのだ。
あまりにもアキヨシがパイナップルパイナップルと騒ぐので、しぶしぶ買ってきてくれたと言うわけだ。
アキヨシは眠気も忘れてパイナップルを見ていた。
「いいか。俺のようないかした頭になりたかったら、いい子になるんだ」
「イタズラしてちゃダメだぞ」
「まずはお姉さんの皿洗いでも手伝ってやれ」
「日頃の行いがよければ、きっといいことがあるからよ」
「そしたら俺のヘアースタイルをお前にやるよ」
「頑張れよ!」
アキヨシはパイナップルがそう言っているような気がした。
アキヨシはパイナップルを宝箱に閉まって、姉の皿洗いを手伝った。
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