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3人はその足で昼間の利用者が少ない銭湯に行き汗を流して部屋へ戻り
「S・Sの雀でーす!!会場みっけましたよシャンテさん!!……バッチリっス!!はい!!じゃ……4時に!!了解っス!!」
「なんだって?」
「4時にホテルまで迎えに来てくれってさ、あれ、もう1時間も無いよ」
「んん、泡々しいダね」
「慌ただしいだ……そろそろ暗くなり始める……雀が迎えに行ってくれ、俺とピッピは先に造船所に行ってる……施錠はしたがS・Vの奴が入り込んでたら困るからな」
雀の運転で2人を造船所前に降ろし、そのままシャンテの泊まるチープ・ホテルへ向かう
誰も居ないロビーのベルを叩くと
フロントマンではなく明らかに宿泊客がベルに意味は無い事を教えてくれた
仕方なく勝手に入り階段を上るとシャンテの部屋の開いてるドアをノック
シャンテは携帯を切りさっそく雀と会場の下見へ向かった
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