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なんとか四人は間に合い
教室の一番後ろに座れた
「ずいぶん人多くね？先生男なのに」
「雀君、基準が変よ」
「騎士団を目指してる人達には人気の授業なんですよ、亜種族を相手にする仕事が多いそうですからねぇ」
「……こいつは偶然か？見ろよ雀、あの教師」
興味無さげに教壇の前の教師を見る
「あれがどうかしたんか？ビタイチ興味ねぇよ」
「……だろうな。男子寮の石の彫刻にソックリなんだよ、これで3人目だ」
「それ何の話？女子寮にはそんな彫刻ないわよ」
四人の前に座っている男子生徒が煩わしそうに振り向き四人を睨む
「お前らさっきからうるせぇんだよ……ぶち殺すぞ糞共」
四人を睨み付けながら呟く
茶髪の顔にソバカスのある日本人
ほっそりした顔つきが少し病んでる様な印象を与える
「糞？……そりゃいくらなんでもヒコに失礼だぞ君」
「なんで俺限定だよ」
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