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「お前ら四人に言ってんだ……死にてぇのか?」
少年は今や体ごと振り向き
気の弱そうなハイネを睨みつけていた
「あの……ごめんなさ……」
「先生~いじめっ子が授業の邪魔をするんです~www」
雀が立ち上がり手を上げ教師にチクる
「いや!いじめじゃ……」
「どっちでもいいが授業の邪魔をするなら出て行きたまえ」
教師はそう言ったきり
雀達には目をくれず授業を進めて行った
「お前……授業終っても逃げんなよ」
「先生~w同性愛者のストーカーにつきまとわれてます」
「……ストーカーは犯罪だ…やめなさい」
少年は顔を真っ赤にしもの凄い形相で雀を睨んだ
「雀、あんま虐めんなよ……泣きそうだぞ」
「虐めじゃないよ、ね?」
少年は怒りに震えながら雀を無視して前を向いた
ハイネのオロオロ具合いも最高潮に達していたが凛子はすでに居眠りしていた
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