52902人が本棚に入れています
本棚に追加
「確かに馬鹿だが……おめぇに言われる筋合いねぇんだよ学級委員」
ヒコが静かに呟き立ち上がる
「なんだよ?やんのか?俺は生徒会なんだぜ?虐められたいのかよ?お前…今坂だろ?モテるんだってな、その面メチャクチャにしてやるか?」
「橘……やめる言たよ……この人生徒会知らなかたよ……だからダメね」
生徒会と言う言葉に
今坂緋彦は少しだけ反応を示し
鳴鈴の言葉にほんの少し体の緊張が和らいだ
しかし……
そんな自分を今坂緋彦は恥じた
「わかったよメイ……まったく、見逃してやるよ…さっさと消えろ」
「……待てよこの野郎……そこまで舐めて帰るってのか?誰の面をメチャクチャにするって?でっけぇ声で言ってみろよコラ……」
「あぁ?なんだって?」
再び
生徒会執行委員
橘 和樹が振り向く
少し神経質そうな顔には怒りが満ち溢れ
こめかみの辺りがピクピクと動く
「だ、ダメね友達!生徒会はスキル使えるよ!一方的過ぎるね!」
最初のコメントを投稿しよう!