意地っ張り

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「だから何だ?俺がこんなガキみてぇなヒョロヒョロした奴に舐めた事言われて黙って帰るってかよ?そこの馬鹿に指差されて笑われんよ」 「もう止めても無駄だぞメイ……ポルターガイスト、俺のアンチスキルを解除しろ」 《了解しました橘 和樹》 ハイネが怯えながら凛子を揺り起こす 直ぐに異変に気が付きハイネをかばい橘を睨む 「……こいつ生徒会なの?最悪」 「おめぇも殴られてぇのか女」 「だ、ダメですよ!暴力はダメですよ!!」 橘 和樹はハイネと凛子を見下し 「生徒会だけは許されてるんだよ…残念だったな、それに俺はこいつらみたいなのが嫌いでね、前の世界じゃ散々やられたからな……毎日毎日飽きもしないで俺を殴ったり蹴ったり……その時の仕返しだ」 橘 和樹の目に暗い光が宿り その目をヒコに向ける 「しばらく、お前外に出れねぇ面にしてやるよ」 今坂緋彦が両腕を上げ構える
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