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真っ白い布女は
深く溜め息をこぼし
荷物をまとめ
｢みごま、ちょっと用事できたから先に帰っててね？みんな起こしてご飯食べるのよ？いーい？｣
｢ヂッ!!｣
巨大ネズミみごまは
バッグをくわえて帰って行った
｢ま…手伝ってもらったし……しかたないか……ホラッ!!行くよ!!サッと行ってパッと食べるよ!!｣
布女は交差点に鍋をほったらかしにし
街へと歩き出した
雀とヒコは
その後ろ姿を見て
顔を見合わせて笑い
不思議な布女の後を着いて行った
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