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「あんた……いや、ヌーノ…さん……百鬼に知り合いいるのか?」
「いるわよ……仕事の付き合いだったりプライベートでも一部ね」
ヒコは
一番特徴的な男を思い出して
ヌーノに告げた
「黒髪で長髪……小さな冠の眼帯の男……心当たりは?」
ヌーノはまたしても
布の中で小さく笑う
「慎重ねあんた……名前を恐らく知ってるのに出さない……大事だよ慎重ってのはね……そんで生きていく確率は跳ね上がったわね、後はあんた達次第だけど……」
ヌーノは布の中から携帯を取り出し
どこかへ電話をかけた
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