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「リバース……バベルね、そっちは神に見つからず天まで伸びて宇宙にまで伸びたとか?神様怒るだろ」
「いや、神は不問にしたよ」
「なんでだよ」
「まさにリバースだからさアーティ君……リバース・バベルは地に伸びていた……神とは上にいるものだよ、無論、外敵の妨害……神の妨害に合うことなく何処までも深く……広く深く掘り進んでいった……元々神まで届く塔を造るつもりだったんだ、一階部分など広大な面積だったのだろうな……そして通常の塔は上に行く程に細くなる、倒壊せぬためには必然だ、現代の様な低い塔なら同じ幅でも問題ないがね」
ふむふむと頷くアーティ
温泉の頭はコックリコックリと規則正しく揺れ
ジョナ3は漫画本を読んでいた
「ならばリバースは逆の造りだろ?深くなる程に細く狭く……神に邪魔されなかった……言葉がバラバラにされなかったと言っておこうか……ノアの血を引く子孫達は掘り続けて行く……さてアーティ君……このリバース・バベルを想像すると何かに似てると思わないか?」
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