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「バベル……バラバラの言語……バベルの裏、リバースの先……言語はバラバラになってない……共通言語……そうだ……リバース・バベルを抜けると、煉獄に着き……掘ってた奴らはみんな同じ言語を話す……共通言語だ!!種族もクソもなく話が通じるなんておかしいだろ!!ドラえもんの翻訳コンニャクじゃねぇと無理だ!!この言葉はえーと……ノアの子孫達が神に罰を与えられる前に喋ってた言葉か!!ここが地獄の先かよ!!」
ピースがカッチリとハマったアーティはやや声を荒らげ
無意識の内に煙草の箱を握りしめる
「あ……やっと終わった?リバース・バベル説の説明……アーティ……喜んでるとこ悪いけどあくまでも諸説の一つだからwその程度の符合なら腐るほどあるよw」
ようやくジョナ3は漫画本から顔を上げ
ピザを一切れ取る
「せっかくアーティ君に知的欲求が芽生えてきたのに水を差すなジョナ」
符合の合致は時として人を盲目にし
他の可能性を黙殺してしまう
冷静な判断を下せない者はあまり気がつくべきではないのかもしれない
そのため
神がいるならば
ルベルが飛び込んで来たことは
アーティの目を冷まさせるためにした事なのかもしれない
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