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『ザバズ村』
影夜叉「ここが、師範の言っていた村か…。本当に仲間になる人がいるのか?」
影夜叉は迷いながらもザバズ村に入っていった。
影夜叉「あの~、すいません……」
店員「いらっしゃい、何かようですか?」
影夜叉「この辺に道場無いですか?『邪鬼道場』って言うんですけど?」
店員「えっ!さっ、さあ………聞いたことないな。」
店員は少し怯えた表情で言った。
影夜叉「わかりました。どうもすいません。」
影夜叉は次々と人に聞いていった。
影夜叉「あの、この辺に道場が……」
町の人「しっ、知らないね……」
しかし、皆怯えた表情で離れていった。
影夜叉「何だ、何故皆逃げて行くのだ?」
???「あの~……」
すると、影夜叉の前に小さな女の子が来た。
影夜叉「ん?、お主は?」
少女「あっ、私『千花 咲』と言います。」
村の少女『千花 咲(せんか さく)』10歳
咲「道場に行きたいんですよね?よかったら案内してあげますけど…」
影夜叉「誠か!?それはありがたい。拙者は影夜叉と申す。」
咲「影夜叉さんですか。では、こっちです。」
5分後…
『邪鬼道場』
影夜叉「ここが邪鬼道場………。随分、山奥にあるな。」
すると、いつの間にか少女は消えていた。
影夜叉「あれ、あの子は?まあ、いいや先に入って待つか。」
影夜叉は道場を開けると、赤い髪をした一人の男が座っていた。
赤髪の男「何だてめぇ?」
影夜叉「拙者は影夜叉。黒雲村長から命を受け、ここに来た!」
赤髪の男「てめぇがグループのメンバーもといリーダーか?」
影夜叉「いかにも。」
赤髪の男「てめぇ見たいなガキがリーダー?納得いかねぇな!!」
影夜叉「じゃあ、どうすれば納得してくれますか?」
赤髪の男「真剣勝負はどうだ?」
すると、影夜叉はニヤリと笑った。
影夜叉「よかろう。赤髪の男!」
赤髪の男「赤髪の男じゃねえ。『クライシス』だ!!」
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