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影夜叉「クライシス、貴様を斬る。」
影夜叉はクライシスに向かって走った。
クライシス「おもしれぇ!!」
クライシスも影夜叉に向かっていった。
すると、突然ドアが開いた。
咲「やめて!お兄ちゃん!!」
クライシス「咲!?」
影夜叉「え!?お兄ちゃん?」
2分後…
咲「すいません、お兄ちゃんが…」
影夜叉「いや大丈夫ですよ。それより先程はどちらに?」
咲「お茶を入れてたんですよ。ハイ、どうぞ。」
影夜叉「かたじけない。」
クライシス「ちっ、もうちょっとでコイツとの勝負が出来たのによ……」
咲「もう、狂牙お兄ちゃんったら。すぐに人と闘いたくなるんだから…」
影夜叉「狂牙?」
クライシス「俺の本名だ。柴弥狂牙……クライシスは武士名だ」
メンバー2『柴弥狂牙(しばや きょうが)』
武士名『クライシス』20歳
影夜叉「柴弥?兄妹なのに名字が違うんですか?」
クライシス「親が離婚しちまったんだよ。父親は亡くなって、母は咲と住んでんだよ。」
影夜叉「なるほど!拙者、親がいないんで理解しにくいんですよ。」
咲「そうなんですか…」
影夜叉「ところで、この道場の者はいったいどこへ?」
クライシス「逃げちまったよ。師範も門弟も……」
影夜叉「?」
咲「あっ……あのそれは………」
???「見つけたよ狂牙ちゃん。」
外を見ると、黒い服を着た男が立っていた。
クライシス「黒谷…」
黒谷「いけませんね、人殺しの罪および放火の賠償金を払ってもらわないと。」
警察『黒谷覇汚(くろや はお)』47歳
クライシス「てめぇ、まだ親父を疑ってんのか?金は払わん。帰れ!」
黒谷「ダメな子ですね。なら、この道場を売って………」
クライシス「道場は売らねえ!早く帰れ斬るぞ!!」
黒谷「くっ、相変わらず怖いですね。今日は撤退です。明日も来ますからね。」
そう言い、黒谷は帰っていった。
クライシス「ちっ!」
影夜叉「クライシス殿……」
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