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「……東気!!……起きろ!!……東気!!」
「……父さん?……さっきの事実なの……?ここは……馬車じゃ無いね……」
東気の回りには強大な壁が見える。城の様なレンガ模様である。
「ああっ、ここは……天空帝国内の住居棟の最上階だ。良く来たな……天空帝国へ!!」
……来たくなかったよ、全くと、思う東気君。
「だからぁ天空帝国ってなんだ~~~~~。何なの、あの空に浮いてる島。しかも空飛ぶ馬車、しかもペガサス?あんなもんがこの世にいるわけ?びっくりカメラ?イジメ?何なの?本当に意味分かんない。分かる様に説明して……ぜぇ、ぜぇ、……」
一気に疑問を全て声に出した東気。
「……えっとな……、まず天空帝国ってのは空に浮く島の名称だ。太平洋の上空にある。見たから分かるだろう。浮いてる理由は……その内分かるはずだ。ここにはだいたい二千人位住んでいる島でな。あとペガサスだが、あれはここで昔の方が作った。
……一番重要なのことだが……ここにいる人間は全て……お前とは違う。俺もあわせてだがな。
俺は……人じゃない……。」
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