-出会い-

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貴方と出会ったのは寒い寒い12月。   雪が舞い散る夜。   髪をかきあげ空を見上げる貴方はどこか寂しそうだった。   あたしと目が合うとフッと笑い頭を下げて行った…。   あの時はまだ貴方の寂しさも弱さも何もわかってはいなかったね。   ただ無性に貴方を恋しいと思った。   あの日見せた寂しげな瞳があの時あたしの心を奪った。   あたし達、出会わなければ良かったのにね…
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