-新しい生活-

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その日の夜、もちろんの事その彼から電話があった。   2時間位話しただろうか… 家はどこだとか、歳はいくつだとか…   まんざらでもなかったあたしは段々彼に惹かれて行った。   ただ、彼が住んでいる町は教習所がある町だ…と教官を思い出す事はあった。   当時あたしは会社まで原付きで通っていた。会社の方針で新入社員は3ヶ月間車の乗り入れが出来なかったからだ。   でも派遣の彼はとても優しい人で携帯番号を交換した次の日からあたしの送り迎えをしてくれた。   まだお互いに付き合う付き合わないの話もしていなかったのに…
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