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そこには、メイド達が20人程度控えており、少女と同じ髪の色をした女性が真紅の長椅子に座って少女に呼びかけている
「マリア、マリア、そんなとこで遊んでないで早く来なさい」
(この少女、マリアって言うのか、そんなことより大鎌の刃先を首もとに突き付けられてるのに遊びって……)
「分かりました、お母様」
マリアは、軽くお辞儀すると大鎌を消してフォルスに席まで行くように催促した
「お母様、大事なお話がお父様は?」
「ルイードならもう少ししたら来るわよ、そっかマリアも年頃だもんね彼氏を紹介しに来るなら前もって言ってくれれば」
(はっ…!彼氏誰が誰の彼氏)
「お母様違っ」
マリアが否定しようとするとマリアのお母さんのマシンガントークによって阻止された
「でも、彼氏に刃物を向けるのはどうかと思うわ、しかもその大鎌は、人間の魂を切り離す用の鎌だし、でも家に連れてきたってことは、結婚かしら、まだ早すぎるは、マリアがそこまで考えているなんて」
(結婚!?人間の魂を切り離す!?)
「お母様だからこいつは」
マリアがマリアのお母さんの話を止めフォルスの正体を言おうとすると、マリアと同じ髪の色をした男性が飛び込んできた
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